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2007年10月20日
2007"『松高祭』 一般公開~~世界図で遊ぼう~~


今日は、「松高祭」が開催されました。私達は、午前11時にはギャラリーに戻らなければいけないので文化祭開始時間の9時から松山高校へお邪魔しましたが、駐車場には多くの車があり、玄関前は賑わっていました。図書委員会発表の世界図が展示されている部屋へ行き、ゆっくりと見せてもらいました。
部屋の正面に展示されているマテオ・リッチの坤輿万国〔版本〕と、坤輿万国全図模写図(写本着色)が目に飛び込んで来ました。
私には坤輿万国全図〔写本着色〕の中にある、日本国と中国の間にある「日本海」という文字が一番先に目に付きました。青い海のところにある日本海という名称は輝いて見えて、、、、、嬉しくなりました。
この世界図は、イタリア人のマテオ・リッチ イエズス会員カトリックの宣教師によって1602年に作成されたと、記されていましたが、世界の中心に中国を置いたもので、中国人の中華思想に合致するもの
と思われました。
全世界を楕円形の図面で表わしていますが、版本も実に見事で、地図の中には、波や山、万里の長城なども記されていました。この地図を貯蔵しているのは、ヴァチカン教皇庁図書館と、京都大学図書館と
宮城県図書館だけだそうです。
このような素晴しい資料を使いながら、松山高校では全生徒が社会の授業を受けたそうです。
興味をそそる授業がなされたことが分かるような雰囲気でした。これだけの資料を目の前にして授業が受けられる子ども達は幸せだと感じました。キメの細やかな行き届いた授業が出来るのは少人数であることが絶対条件にように思いますが、、、先生方の熱意がなせる業という感じを強く持ちました。
図書委員の解説テープも解り易く、楽しんで聞くことが出来ました。
世界図の前には赤い毛氈がひかれて、各自、自分の調べものを持ちながら毛氈の上に靴を脱いで上がり盛んに地図の中にあるものを見つけていました。
日本で言えば、安土桃山時代の後期から江戸時代初期の頃の世界図ですが、漢文で書かれ、赤道、
北極、南極、亜細亜、利末亜、欧羅巴、南北亜墨利加、幻の大陸と言われている墨瓦蝋泥加〔メガラニカ〕なども描かれていました。大変、絵画的で見れば見るほど素敵でした。
IHS,,,,,,イエズス会のマーク、十字架も見つけましたし、経度と緯度も入っています。
今から約400年前に長い航海の旅をして中国に渡ったヨーロッパ人がヨーロッパの最新技術を伝えると共に、ヨーロッパ人に中国文化を紹介して、真の意味で東西の架け橋になった人物、マテオ・リッチの中国名は、りまとうと言い、中国の儒者の服を着て中国式の生活をして中国文化の研究に精を出し、何よりも中国の文化を尊重したようです。そして、徐々に彼の学識、科学知識が有名になるにしたがって入門者が増えたそうです。
その後、高級官吏の紹介を受けて万暦帝の宮廷に入ることに成功して坤輿万国全図(こんよ万国全図)は、出来上がったのだそうです。
他には、同じく宮城県図書館所蔵資料展示の茂庭周防屋敷図も展示されていましたが、大崎市松山ふるさと歴史館にあるものよりカラフルできれいでした。五月吉日という日付が入った「大福帳」の版木は、精巧で見応えのある展示でした。それから、松高生が作成した大崎市松山地区ガイドマップは、楽しそうな明るいまちの紹介になっていました。
重要文化財を目の前にして授業が行なわれる様子を想像してからか、主人は「羨ましい授業が受けられる松高生は幸せだなぁー」と、言いましたので、、、、本当だなと思いました。
帰りには、元野球部員の、S君、H君、A君たちがつくってくれた美味しそうな焼きそばを買って帰りましたが、、、、、この時間には、地域の方々が次々に松高祭を見にいらしていました。
地域の愛される学校には、活気があり、子供たちはみんないい表情をしていました。
事が成就することは、大変充実感があることで、大きな喜びです。
大きな行事が終わったあと、子ども達は、又、成長することと思います。
今日のガンディーの言葉 「自分の成すべき事をやり遂げた静かな喜びは、どんな喜びとも比べられない。」
投稿者 jizai3 : 2007年10月20日 14:33