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2008年11月12日

日本語の美しさを情緒たっぷりに伝えるフランク永井の素晴しさ!

今日は、少しのんびりした時間が持てましたので、夕方は私のPCのそばにいつも置いてある藤原正彦著の「祖国とは国語」を読みながらフランク永井のCDを聴きました。日本人特有の繊細な美しい調べが一際いとおしく聴こえてきました。

藤原氏が紹介するドーデの「最後の授業」は、普仏戦争でドイツに占領されたアルザス地方の小さな村の小学校の話しです。占領軍の命令でフランス語による授業が打ち切られることになった時、老先生が最後の授業で子供達に語りかけ、黒板に「フランス万歳」と書き、「国が占領されても君達がフランス語を忘れない限り国は滅びない。」と言ったと記されていました。

この感動的な短編の中で、ドーテも祖国とは国語だと言い、藤原氏も祖国とは国語だと断言しています。

私は、これまでこの新潮社の文庫本は何度も何度も繰り返し読んでいますが、フランク永井が亡くなってから読んだのは今日が初めてです。

あらためてフランク永井が歌う日本語の発音の美しさが心に響きました。

そして、彼が歌う日本語が祖国を感じさせるから、こんなにも心惹かれる歌声なのだと理解しました。ほんものが歌う素晴しい歌声は、ありがたいほど慈しみに溢れるものでした。

私が初めて彼の歌を聴いた時、鳥肌が立つような感動を覚え、歌手名が知りたくて耳を済ませて歌声を聴き、歌声をしっかりと覚えました。

その後まもなく、日本一の歌い手「フランク永井」の存在をはっきりと知ることが出来、宮城県出身である事を知り、嬉しくてたまりませんでした。

それが主人と結婚する事で主人と同じ松山出身である事が解り、天にも昇る気持ちで私は松山に嫁ぎました。

自在窯&ギャラリーの構内(以前は小野寺商会)の裏にほんの小さな家を建てて現在まで暮らしていますが、、、、、出来たばかりの家が完成し、初めて入居した夜に次男に贈られたボックス型8トラのカラオケセットで主人が歌ってくれたのが、全てフランク永井の曲でした。

でも、あまりのひどさに堪えきれずに涙が出るほど笑ってしまいました。

丁度、23年前のことです。

午前中に来年の第2回「フランク永井歌コンクール」に出たいという人の歌をギャラリーで聴きましたが、昨年よりも一段と若々しくなり、歌心が伝わり素敵でした。

フランク永井を歌う人のマナーの良さには心から感服しています。℡での言葉遣いの丁寧さには本当に恐れ入ってしまいます。

日本語=国語を教育の基本において、これからの教育を考える重要性を藤原先生は説き、フランク永井は、美しい日本語で歌を情緒たっぷりに歌い、人々の心を魅了し続けています。

歌を歌ったり、好きな詩を音読してみたり、きれいな日本語を正しく使って、きれいな言葉で自分の気持ちを表現できる人間でありたいと思いました。

今日のガンディーの言葉「母国語をけなす事は、自分の母をけなす事になる。」

投稿者 jizai3 : 2008年11月12日 14:51

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