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2009年4月30日
刀剣展示場に響く琵琶の音色

今日は、大崎市松山酒ミュージアムで開催中の法華三郎信房刀剣展会場で「熊田かほり琵琶演奏会」が開催され、約40名くらいの人たちと共に琵琶の音色に耳を傾けました。
私達が琵琶と聞けば、平家物語を思い起こしますが、一番はじめには「敦盛」を語りながら琵琶を聞かせてくれました。諸行無常の語りは、学生の時にそらんじたもので、、、、、熊田さんの声は良く響き、三角形をしたバチさばきは見事でした。
私が驚いたのは、琵琶の音色を生で聴くのは今回が初めてでしたが、、、予想以上に現代的な音色でした。TVなどで流れる琵琶と思われる音色は、もっと古く寂びた音色だと思っていたものですから、今風な音色なので意外でした。
敦盛の後には、那須与一の「屋島の戦い」。
揺れる舟の上の扇の的を射よと、言う平家の挑発に17歳の源氏の代表として矢を射る心境を演奏してくれましたが、、、、熊田さんは琵琶の弾き語りは血なまぐさい戦物語が多い中、那須与一物語は珍しくハッピーエンドなのですよと話し、結婚式では、ハートを射止める、「射抜く」という意味合いで演奏しますと、おっしゃいました。
最後は、「蝦夷・アザマロ」でしたが、現代もののアレンジの場合には、調弦に時間を要すると言いながら、桑の木でつくる琵琶の話しや、琵琶は流派が多いことや、バチにはツゲの木を使用していることや、弦は5弦(一番端の弦は、二本で1弦)あることや、6月14日(東京紀伊国屋サザンシアター)開催の「美話」十面十色のことなどをお話くださいました。小椋 佳さんがナビゲーターで、伝統の枠を超えた革新的琵琶の語りの世界を10人の琵琶奏者が演奏するそうです。
最後の演奏・挿入曲蝦夷の未来を嘆いたと言われる「蝦夷・アザマロ」は、本当に異なる音色で演奏をして下さいました。
お若いのに、、、古典ものを良く勉強なさっていて偉いなと思いました。琵琶と出逢って6年ということでしたが、1年に一曲をマスターするのだそうですが、うたうことが大好きで和楽に興味があったとおっしゃる熊田さんに、琵琶との運命的な出逢いを感じてしまいました。
楽譜は、今まで見たことも無いような楽譜で、語りが一緒に書かれている楽譜でした。私は、弦楽器を弾いた経験が無いのですが、ギターの楽譜とはまるで違うものでした。
刀剣、器、甲冑などと、琵琶は良く似合いとても素敵でした。
思いがけない音色に出逢ってとても幸せな時間を過すことが出来、地元の刀匠法華さんに感謝です。
今日のガンディーの言葉「人は、知覚と、そして、知覚を超える心の声を授けられている。両方とも自分自身の分野によっていずれも必要である。」
投稿者 jizai3 : 2009年4月30日 13:36
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