« 高校球児たちの熱い夏がやって来ます! | メイン | 「ほっとけ栗たんかぼちゃ」とバースディーと嬉しいニュース »

2009年7月10日

人目を気にする悪い癖、、、

大崎市立松山小学校のトチノキです。葉は手の平を広げたような形をしています。まだ花は開いていませんが、、、、、もうすぐの雰囲気がありました。

よくよく「木」を観察してみますと、老木から、ある日、葉が茂り、芽吹く様子を目の当たりにして感激することがあります。長い年月を経てしばらくしてから更に見てみますと、とても大きな巨木になっていたりして、、、、緩やかな変化の中で生き続けている生命力の凄さを見せ付けられたような気持ちになり、変化を恐れないで生きることの大切さを教えられます。

今日は、ある知り合いの方から「家のおじいさんは、耳が遠く、何度言っても言うことを聞かず、ご近所の庭に黙って入って庭木にハサミを入れたりして大変困っているの。おじいさんに注意をしてくれないか。」と頼まれました。

「何故、ハサミをいれるの?」と聞きましたら「葉が茂ってるから。」と答えるようです。「悪気はないんだけど、失礼な行為だということが解らないのよ。」と言っていました。

「ご近所からクレームはあるの?」と聞きましたら、、、、無いそうです。

ご近所の方々は、おじいさんのことを良く理解してくれている(長い間、町内会のお世話役をしていましたが、耳が遠くなり、多少認知症気味になってからは、家にばかりいる)ようです。

先日お逢いした時には、穏やかでいい表情で、お話のキャッチボールも楽しく、張り切っていらっしゃいました。

知り合いのKさんは「人目が悪くて、、、、」と言いましたが、「人間は、今の自分と変わらずに生きることが出来る人なんていないし、過去の自分とも勿論違うし、違いを受け入れながら生きないと無理がででくるし、ごくごく自然な事だと思うわ。人目なんか気にしなくていいと思うけど。」と言い、「本人はいい事をしたと思ってるかも知れないから、褒めてあげたら。」と付け加えましたら、「他人の事だと思って無責任だ。」と叱られてしまいました。

「ご近所の方々も受け入れてくれるなら気にしなくていいと思うわ。日本人は人目を気にし過ぎなんじゃないかしら。」と、決してK子さんばかりではという言い方をしましたが、、、、不機嫌にさせてしまったようでした。

でも、「そのうち来てね!」とおっしゃいましたので「近々、伺います。」と答えて別れました。

「ボケたら困るね!」などと言う人がいますが、、、、、、、ボケて困るのは本人ではなく、周りの介護をする人たちです。

私もボケたくはありませんが、先のことは誰も解りませんから、心配のし過ぎは取り越し苦労でしか無いと思っています。

保育科で看護学を学びましたが、その時の先生の言葉「ここは自分の家では無い、早く家に帰りたい。」と言い張る老人に対して、「何言っているの。ここは自分の家でしょう!」と叱りつける人と、「そうお、じゃ家に帰りましょうね。」と優しく手を取って家の周りを少し歩いてから「さあ、家に着きましたよ。」と言う人の、どちらの看護人になりたいと思いますか?、、、、との問いかけがいつも心に残っています。

看護の精神を考えさせられる言葉であり、高齢者の方々が生きてきた歴史を大切にしながら接する事の大切さを導く言葉だと思います。

でも私は、介護は家族だけがすべき事だとは決して思ってはいません。家族が限界になる前に、介護のプロの手助けを受けるべきだと思いますが、、、。介護はこれからの時代の深刻な社会全体の課題だと思います。

介護で苦しんでいる人は予想以上に多いようです。私にとっても他人事の問題ではないのですが、、、、、「他人事」と捉えられるような言い方をしてしまった点が今日の反省事項となってしまいました。

今日のガンディーの言葉「誰でも歳を取れば、老化する。望みのみが若かれと残る。」「天空の下で眠っているような人を、誰が奪うことが出来ようか。」

投稿者 jizai3 : 2009年7月10日 14:56

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://jizaikama.jp/cgi-local/mt-new/mt-tb.cgi/845

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)