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2010年1月18日

石田梅岩の商業経営理念から、、、

多くの木々の向こうには冬の青空が広がっています。新聞報道やTVニュースは、連日「政治とカネ」の事ばかりです。真意は解りませんが、要するに国民生活とはかけ離れた金額が飛び交い、、今日から始まる国会の審議は大丈夫なのでしょうか。

「遮光器土偶」同人誌第4号の中に「日本の近代化とは何か」という論評があり、その論評の中に、江戸中期に商人の経営理念を示した石田梅岩の話がありました。

「士農工商」の封建社会にあって、広く庶民にあきないの基本を説き、京都商道の開祖と言われている梅岩は、11歳の頃に京都の呉服屋奉公へ出されますが、その仕事のかたわらで「自分とは何か」「人間は如何に生きるべきか」を真剣に考えるようになり、早朝から多くの書物を読み、夜も遅くまで勉学に励み、梅岩の教えは「石門心学」と呼ばれ、儒教や仏教、日本古来の神道の思想を取り入れ、商人の正しい営利活動(富の蓄積も正道によるものなら是認する)を積極的に認め勤勉と倹約を奨励しました。

「聴講料無料、出入り自由、女性もどうぞ、、、」これが梅岩が掲げた開講の灯りで、分け隔てのない講座はいつも盛況だったそうです。

勉強をする人には、自分の考えを無料で提供して、出入りに制限はなく、女性を大事にして、日々の実践徳目が倹約ということは、現代にも大いに通じる、真っ直ぐな経営理念だと思います。

人は天より受けた性を知り、その性に従って道を行い天命を全うするにあるという哲学は、今の時代にこそ新鮮なものとして、ビシビシと心に入ってきました。

因みに梅岩は60歳で亡くなっています。

梅岩の教えは多くの弟子達に引き継がれ、315年を隔てた今もなお、京都商法の中に活かされているそうです。

真っ正直なひたむきさが「石門心学」の原点だそうです。

心新たに日々”あきない”に取り組むべしという教えは、私たち自在窯&ギャラリーの実践課題でもありますから、石田梅岩の商業経営理念に触れて、勤勉と倹約を心がけながら儲けが出るような経営に励まなければと思いました。

今のところお金には縁のない生活を送っていますが、、、これも気楽でいいのかなと思います。

想像もつかないことですが、タンス預金が3億円とか4億円の人よりも、、、タンス預金が5万円や6万円の人の方が気が楽で何処へでも気軽に出掛けられますし、猜疑心なども持たなくて済むし、人間不信に陥る事もないし、、食べてさえいければ、ナイナイ尽くしの方が暮らしやすいかも知れませんね。

お金に対しては、お金を貯める時にも、使う時にも、その人の人間性が出るものですね。「政治とカネ」の問題は、政治にカネがかかり過ぎる事に問題があるわけですから、カネのかからない政治を構築する必要性を感じます。

その為には、政治に対して志の高い人が当選するような選挙をすることが一番大切なことだと思います。

それには、裏でいろいろ画策したり、秘密会議を重ねるよりも、多くの市民を巻き込んで、しっかりとオープンスタイルで議論をすることが大切だと思います。

大崎市の4月の選挙では、新しい選挙のスタイルで選挙が出来るように願っています。他人に頼まれる事などなく、自分の気持ちで貴重な一票を投じる人々が増えることを望んでいます。

静かで賢く、カネのかからない選挙を考えている私に、今日の「石門心学」の教えは人間が人間らしく生きて行く為の心の原点だと思いました。

今日のガンディーの言葉「運命と人間の努力との間には長く続けられる葛藤がある。努力を続けよう。そして、その結果は神に委ねよう。」

投稿者 jizai3 : 2010年1月18日 14:04

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