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2011年4月14日

一時ですが、余震の怖さを忘れて見入ったTVで観た映画「ブラッド・ダイヤモンド」



今日は午前中に先日の夜の地震で倒れたアンテナを立て直してもらいました。
    

自宅のTVは、7日の夜の地震から地上デジタルが駄目で、BSだけが見られる状態でした。

S電気屋さんに「見て下さいね。」と話していて…忙しい中でも、今日来てくれました。
そのようなわけで、私たちは8日からはBSだけを観ていました。

昨晩は、お風呂から上がりもう寝ようと思いましたが…何気なく主人がチャンネルを回しましたら…丁度、2006年制作のアメリカ映画が始まるところでした。

「面白そうだ!ディカプリオが主演だぞ!!」と主人が言いましたので…私も「じゃー、観る。」と言って見始めましたが…人類の富の象徴であるダイヤモンドを巡る社会派サスペンス映画で、今を生きる私たちに重く突き刺さるテーマを持った素晴らしい映画でした。

夢中になって最後まで観ましたが…観終わった時に、余震の怖さをすっかり忘れている自分に気づき驚いてしまいました。
主人も「地震のことをすっかり忘れていたよ!」と言っていました。

「すごくいい映画を観た!!」と満足しながらベッドに入りました。

ダイヤモンドに目が眩むと子供たちが悲劇に見舞われるということが本当に良く伝わってくる映画でした。

アフリカのシエラレオネ共和国では、政府軍と反政府軍RUFによる内戦で、同じ国民同士が利権を巡り襲撃・虐殺を繰り返しています。

しかし、単なる内戦ではなくこの争いの奥にあるものが先進国の人々の限りない欲望であることに気づいてゆくと、画面を凝視することが辛くなるような内容でした。

人間の強い欲望が何でもビジネスになるという考えと、それを売る人々を断罪するだけでは根本解決にはならず、その恩恵を受けて日常を送っている人間が無頓着では何事も解決しないということを思い知らされる物語は…現代にも確実に通じる内容であると深く考えさせられてしまいました。

涙がこぼれてしまう親子の愛情、悪しき連鎖を断ち切らなければ本当の平和は来ない…と、重いテーマを持つ内容は、今、日本で起きている福島第一原発の問題とも重なりあって、豊かさの裏にあるものをきちんと見極めなければいけないということを深く考えさせられる映画でした。

それにしても、この映画の中でのディカプリオさんは、私が知っているレオナルド・ディカプリオさんではなく、まるでディカプリオそっくりの別人格のディカプリオさんと思えるような見事な演技力でした。

社会的な意義を持つ素晴らしい映画は、いつも余震に怯えている私を一時すっかり解放してくれました。

今朝は、強い風もおさまり、春らしい爽やか陽気となり…気持ち良い一日となりそうです。

今日のガンディーの言葉「所有しないということは、我々は、今日必要としない何物も貯蔵すべきでないということだ。」「自分の欲望を限りなく持ち出すことは罪深い事である。」

投稿者 jizai3 : 2011年4月14日 12:13

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