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2011年4月25日

大崎市長に被災者支援策を緊急要請した大崎市議会の提言…


先日、私は大崎市長が「大震災があっても大崎市民病院建設を止める如何なる理由も無いので予定通り自治体病院は建設する。」と言ったと聞いたばかりでした。

穂波の郷の大崎市古川第5小学校の液状化現象による被害写真などを見ていた私は「市民病院建設は無理だろう。再検討が必要だろうから…凍結かな。」などと思っていただけに市長の話として耳に入った言葉はとても意外でした。

しかし、今朝の新聞報道で大崎市議会が21日に大崎市長に対して東日本大震災の復旧や被災者対策に関する要望書を提出したことを知りました。

その中には大崎市民病院建設予定地の安全性の再検討が含まれていましたので少しホッとしましたが…今の大崎市は、道路の痛みがひどく、亀裂や段差が至る所に生じている状況です。

或る人が、夕暮れ時に散歩をしていて歩道の段差に躓いて転倒し、骨折をしたと聞きました。

又、歩道の陥没が多くて「夜は怖くて歩けない!」などという声も聞きます。

道路の補修は手つかずの様子ですが…大崎市松山地域のひどい所には簡単に砂利を敷いただけです。

車が何台も行き交う場所はせっかく敷いた砂利も少なくなり…埃が舞い散っています。
どうせ直すならもう少しきちんと補修してほしいと思っているのですが…

今回の大震災による復旧・復興にはかなりの時間もかかりますし、金銭的な負担も大きいものと予想されますので…無駄なことは一切しないようにして必要なものにだけ税金を使うことを決めて、大崎市としては、被災者が少しでも希望が持てるような元気発信をしてほしいと願っています。

今回、多くの市民は、現在の(大崎市古川千手寺)大崎市民病院が大震災前も、大震災後も同じように市民に迷惑をかけることなく立派に仕事をしたことを高く評価しています。

行政は、一度決めた事を撤回できない組織とは言いますが…緊急非常事態が発生した時には再検証して撤回するか、凍結を考慮することも大切なことだと思います。

これからは、柔軟な考えを持つ事と、事に当たってはスピード感を持って対処することが求められると思います。

そして、このような時こそ、行政は市民の声に謙虚に耳を傾け、市民の代弁者である市議会議員の提言にきちんと対応すべきだと思います。

今日のガンディーの言葉「立身出世の本当のしるしは、その人の優しさと成熟さの成長である。」

投稿者 jizai3 : 2011年4月25日 12:35

コメント

>現在の(大崎市古川千手寺)大崎市民病院が大震災前も、
>大震災後も同じように市民に迷惑をかけることなく
>立派に仕事をした
とのメッセージがありましたが、正しくは、震災により被災し本院本館(7階建)は使用不能となりました。現在も復旧に向け鋭意修繕を行っているところです。
また、敷地内各所で地割れが発生したり、液状化が起こり大変な被害と成っております。
応急的な修繕は完了し、本館も3階まで使用を再開し通常診療体制に復帰しているはずですが、病床数は回復していない状況です。
以上、事実のみコメントさせて頂きました。

投稿者 中鉢和三郎 : 2011年4月26日 00:28

市民病院が外観とは別にやはり被害を受けたという話は聞いています。 ですが私の友人の一人があのさなかに全身麻酔で手術を受けていたという話もあります。 野戦病院と言うものも存在するのですから医療現場には状況に応じては何でもありでしょう。 あの時大災害の中にありながら病院全体としてその機能を十分に果たしていたことは市民の一人として感謝に堪えません。 ですが、予測不能の大災害をなんとかしのいだという言う事実と、今からどんな災害にどんな被害を生じるかわからない土地柄に巨大病院を建てるという恐れの前に議員の皆さんは謙虚になっていただきたいと私は希望します。

民主主義と言うものは市民参加と言いながらある地点を抑えてしまえばどんな暴挙も成立するという恐ろしさがあります。

市民の代表と言う言葉の意味は代表なんだから「そこで決めたことは万能なのだ」と言うことではないと思います。

私たちは議員の皆さんの心意気、それは「自分たちが市民の代表として市民の安全を第一に考える使命があるのだ」といったものだと思いますが、その心意気に期待します。

それがなければ本当の民主主義とは言えません。
悪法と言えど法である、という考えですべてを正当化するのならば、それは良識の死を意味するでしょう。

議員の皆さんの良識を心から信じたいと思います。

投稿者 板橋睦子 : 2011年4月26日 11:31

早速のコメントありがとうございました。現職の市議会議員さんからの詳しいコメントを頂きまして誠に恐縮しております。私はこの大震災後にも災害指定病院としての役割を果たした大崎市の自治体病院が現在地(古川千手寺)で診療をしたという事実を嬉しく受け止めましたし、それを評価している市民が大勢いらっしゃいました。沿岸部では、病院そのものが巨大地震・大津波の被害を受け、病院としての機能が失われてしまい、診療が全く出来なくなってしまった事実がありましたので、大崎市の自治体病院が本来の役割を果たせたことが良かったことだと思いました。市民病院建設予定の移転先である穂波の郷には地盤の問題があり心配でしたので、再検討を要望した大崎市市議会の提言を見守りたい気持ちでJK-Blogを掲載しました。市民の代弁者である中鉢議員にもますます頑張って頂きたいと思いますので、これからも市議会の重要な役割である監視機能に期待したいと思っています。

投稿者 自在窯&ギャラリー Author Profile Page : 2011年4月26日 12:46

コメントありがとうございます。大震災後に手術まで行い医療現場の役割を見事に果たしていた私たちの自治体病院の存在を本当に嬉しく思いました。大崎市市議会議員には、執行部案には何でも賛成の議員からの脱却をという思いで議会中継を見ていた一市民ですが....大崎市民一人一人の安心安全を一番に考える市議会議員が一人でも増えることを願い市議会を見守っていました。
いろいろな機会がある度、議員さん達とも話をしましたが、市民の気持ちを託せると思える議員とも出会うことが出来たことが私には喜びでした。大崎市民の代表であることに誇りを持てるような市議会議員であってほしいと心から望みながら、市議会を見守りたいと思っていますので、今回の大震災後の市議会の提言を注視してゆくつもりでおります。私も市議会議員の良識を心から信じたいと思っている大崎市民の一人です。

投稿者 自在窯&ギャラリー Author Profile Page : 2011年4月26日 13:03

 今回の震災にあたり、大崎市民病院の果たした役割について適切かつ良好な評価をしていただけた事に、市政執行の立場にあるものではありませんが深く感謝を申し上げたいと存じます。
 被災現場を見て思うのは、凄まじい自然の力が働いたのだという事と、その力の前に無力な人間が、ただただ恐怖心と戦いながら揺れのおさまるまでの何とも長い時間その場で耐え忍んだという痛ましい事実です。
 今回の震災で改めて確認することが出来たのは、「地震に強い病院を一刻も早く建設する」ことです。
 それは、地盤の問題、水害の問題、停電の問題、断水の問題、ガス・油石等の燃料の問題等々、これまで想定していなかった数々の新たに想定される問題に対しても耐えられる真の「災害拠点病院」をここ大崎の地に建設する事です。
 ご指摘の通り、建設地の安全性の検証は言うに及ばず、被災時のライフラインや交通の確保策等々これまで意識していなかった事も含め細部に亘り検証をしなくてはなりません。
 今回起こった1000年に一度の災害を乗り越える知恵を、現在に生きる我々は絞る事が求められています。
 しかし、その事を理由に建設を遅らせる事は本末転倒、愚の骨頂です。
 建設のスピードを可能な限り上げながら、今回、知覚された問題/課題に対し万全な対策を取る事が求められます。
 全市民の命の砦である新病院の建設に対し、皆様の建設的な叱咤激励を期待しております。

投稿者 中鉢和三郎 : 2011年4月26日 21:06

市民病院の建設については拙速は許されません。 何よりも市民の安全を第一と思えば慎重の上に慎重であって悪い理由は何一つないはずです。 

今回の大災害の教訓の一つに「先人の伝承と知恵を知るべし」と言うものがあります。 先人の知恵と伝承の前にわれわれは謙虚に頭を垂れるべきだと思います。

その吟味無くして病院建設を急ぐことはまさしく市民の命を質に取るような行為です。

穂波の里が古来いかなる土地であったか、しっかりとした検証を重ね、つまるところ「よそ者」の利益の上にではなく「そこに住み続けるもの」の安全と利益を考えてもらいたいと思っているだけです。

この大崎市に生きて、私たちは、残念ながら民主主義というものは何かが起きても最終的にはだれも責任者がいなくなる制度ではないかとの危惧を覚えることがしばしばです。

それは民主的に運営されてきたと信じた議会がいともあっさりと決議を繰り返し翻し続けてきたことと無関係ではありません。 当然、いつでも決議は覆すことができるという先例を
何度も許してしまったのなら、しかも首長なる人物が特権的にそれをやるという一つの慣習ができてしまったのならば、一体我々の心に真の愛郷精神が育つものでしょうか。

市民病院問題は市民一人一人の命の問題です。

愚の骨頂と言う表現は決して「知恵を絞る時間」が長いということを揶揄して発するべき言葉ではありません。

それは市民を愚弄しすぎています。

投稿者 板橋睦子 : 2011年4月27日 13:24

再度にわたるコメントありがとうございました。地震に強い病院をという気持ちは良く解りますが...これは以前から私が思っていたことなのですが、大崎市民病院を県北の拠点病院という位置づけで建設するなら、隣接地域の協力をもっと頂くとか宮城県北の拠点病院なら、いっその事「大崎市民病院」という名称よりも「県北災害拠点病院」などと名称を変えて建設する方が対外的にもいいのではないかと思う気持ちがありました。大崎市の自治体病院なら大崎市の身の丈に合った病院でいいと思っていましたので、新病院を建設するならその位置づけをきちんとして安全性の高い病院を市民の総意に基づいて建設して頂きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。「日本一の自治体病院建設」と市長が言うと、私には「日本一の借金を抱えた自治体病院建設」と聞こえてしまうので...自分で嫌になっていました。この際よく考えてみたいと思いますので宜しくお願いします。

投稿者 自在窯&ギャラリー Author Profile Page : 2011年4月27日 13:28

大崎市の自治体病院建設に関しては、ある日急転直下で決まったことで、市民の理解を得ることがもともと難しい事案だと思います。私は、今回のいろいろなご意見を伺って、つくづく言葉の持つ意味・言葉の重みなどの重要性を感じました。正直言いまして民主主義の限界を感じることも度々です。多数決が絶対ではないことを思いながらも....現実、数の力学には負けてしまいます。しかし、成熟度の高い民主主義は、マイノリティーの意見を切り捨てるだけじゃく、耳を傾けるゆとりを持つものだと信じています。せめてバッヂをつけている方には、切り捨ての言葉で、ただ切り捨てるのではなく、何かを託せる人物と思えるようなものだけは備えていてほしいと願います。それが人間性であり、政治を志す人が持つ資質と言えるものだと思うのですが...

投稿者 自在窯&ギャラリー Author Profile Page : 2011年4月27日 13:48

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