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2013年5月19日

「謝罪」することの難しさ…


Blog写真は、満水になっている5月の大崎市の田んぼの様子です。

いつものこととは言え、とても平和を感じさせる光景です。

最近は、毎日のように大阪市長橋下氏の言葉が問題にされ、国内外からは橋下氏を批判する声が上がっているようです。

「謝罪」とは、犯した罪や過ちを謝ることですが…これには、いつも相手が存在します。

相手が謝ってもらったと思えば、謝ったことになりますが…相手が謝っていない、不十分であると思えば、謝ったことにはならないと考えることが謝罪の基本的な考えだと思います。

「そんなつもりで言ったのではない」と、いくら強調しても常に決定権は相手にあるのだと認識することが大切なことだと思います。

ですから、大変に微妙な問題については、よくよく慎重に答える必要性があると思いますし、時には沈黙することも大切なことだと思います。

ましてや、先人のことについては尚更だと思います。

実際には、その時代の出来事を経験していないわけで、現代の感覚で発するのですから…本当に難しいと思います。

しかし、どのような出来事にもある種の基準があると思います。

先人のことであっても、自分が本気で謝るのであれば謝ることに徹して、その場では、他のことについては一切発言しなでひたすら謝ることだけだと思います。

そのような場での弁明や弁解は謝罪を薄めるだけの効果しかないと思うのです。

特に「人権」の問題は大変重要な問題だと思います。

今回のことで「女性の人権を無視している」と多くの女性たちが受け取ってしまった橋本氏の言葉には決定的な言葉として、彼が使用した「活用」があると思います。

誰が何を活用するのかと考えてみますと…どんなに多くの言葉をしゃべっても、橋本氏の根底には、日本の古色蒼然とした女性を苦しめた封建制度の名残や男尊女卑の思考があると思えてならないのです。

このような言葉に対して敏感な女性たちにはどうしても人権を侵害されているように聞こえてしまうのです。

橋本氏は、確かに女性の人権を尊重する」という言葉を使ってはいるのですが…聞いた後には、何故かしら残念ですが、私の耳にも女性が尊重されているようには伝わってこないのです。

日本は1956年に売春防止法が施行されましたが…まだ、57年しか経過していません。

私が生まれた時は1948年ですが、まだまだ「アカセン」などいう悲しい言葉が横行していたのですから…その後 「アカセン」は、1958年に廃止されたのですから。

女性にとって恵まれた時代になった日本の歴史は、本当を言えば…まだ日が浅いのです。

私も思春期の頃は女性蔑視の言葉にはひときわ敏感で…親戚の叔父たちと議論をすると「京子は女のくせに生意気で困る。嫁のもらい手がなくなるぞ!」とよく言われました。

この世代の男たちには男性と女性を同等に考えるということはなく、女性は一歩下がって男性を立てるべしという考えが強かったように思います。

その先を辿りますと、今問題になっている女性蔑視と受け取られてしまう考えが根底に横たわっているように思えてならないのです。

ですから、私が何かを言われた時には「男、男と威張っているけれど、男だって女の人に生んでもらったくせに…お母さんはみんな女性なんだから」と言い返していたものでした。

その頃に比べると、今の若い男性たちの口からは女性を軽んじる言葉はほとんど聞かれなくなりましたし…女性にとっていい時代になってきたことだけは確かなような気がしますが、であれば尚のこと公人の方々には、女性や子どもの人権を大切に考える続けることが出来る社会で在り続けるように頑張って頂きたいと願っている私です。

繰り返しますが、公人であっても私人の立場であっても、常に決定権は第三者に委ねられていることを自覚して発言することがとても重要なことだと学習した私ですが…今日、一番最後にいらしたお客様から、或る総会で初めて司会進行役を務めたという話を伺い、人の人生はいくつになっても勉強だなと思いましたし、初めてのことを少し緊張して取り組むことの大切さやその姿勢の真剣さなども合わせて感じさせられた夕方でした。

今日のガンディーの言葉「悪いことは、ちょっとした告白で悪いことをしなくなるものでは無い。出来うる限り悪は悪だという所まで舞い戻らなければならない。」「自分のなす過ちは小さくて、他人のすることは、大きな過ちだと思う人は、心の根底から底知れぬ無知の境地に入る。」「人間は、彼自身の精神の人間性によって本当のことを知らされている。」

投稿者 jizai3 : 2013年5月19日 18:37

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