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2014年9月29日

第187回「臨時国会」が始まる時に届いた元衆院議長・土井たか子さんの訃報に接して…

午後2時からNHKによる「国会中継」が放映され、安倍首相の所信表明演説が始まりました。

御嶽山の噴火。「山が動いた!」という反自民を象徴する言葉を残して亡くなった戦後史に残る偉大な女性政治家の死。そして今日は、今後の国政を示すことになる重い役割を担った臨時国会の始まりと…当分の間は、私たち一人一人の国民がきちんと監視しなければならない日々が続きそうです。

安倍首相は「地方創生」「女性活躍」「土砂災害などによる防災」の課題などに果敢に取り組むことを話しています。

そして又、安倍首相は、長期政権をほのめかしながら、相変わらず自信たっぷりで経済最優先の政策で「未来を見つめて先に進みましょう!」と、力強く呼びかけて演説は終わり、今日の国会は散会となり、明日からは代表者の質問が行われ本格的な論戦が始まるということでした。

この国会では、国の方向性を決めることになる集団的自衛権の問題は先送りになりますし、消費再増税問題も臨時国会終了後に決まるようですが…安倍首相が力説している政策は、与野党を超えての議論になりそうな気もしますが…元衆院議長・土井たか子さんが「駄目なのもは駄目」と、明確に言い張ったように政党政治の原点に立ち返って、自民党との対立軸をはっきりとさせて十分な議論をしてほしいと思っている私です。

それにしても、元衆院議長・土井たか子さんは「マドンナ旋風」を吹き起こし女性議員の活躍に対して大きな道しるべを示した戦後の政治家だと思いますが…衆院議長として「○○さん」と呼び出す声、国会の議場に響き渡る張りのあるいい声が大変に懐かしく思い出されました。

なかでも、一番私の心に残っている言葉は「再び戦争への道を歩まないと決めた憲法をしっかりと生かすことから政治は始まる。憲法を粗末にする政治に力を貸してはならない。」と、いう演説中の土井たか子さんの護憲派としての揺るぎない主張です。

これは、前の戦争で多くの犠牲になった人々の尊い命と引き換えに日本人が手に入れた平和憲法・日本国憲法を原点にした戦後の政治の本質を言い表した言葉だと思います。

不戦の誓いを示している日本国憲法を、安倍首相は以前に「みっともない憲法」と、言いました。

私は許せない言葉だと思い、怒りを感じています。

安倍首相は、日本を世界に守ってもらうと書いてある憲法だと言っていましたが…そのような言葉はどこを見渡しても書いていないのに…私はその時、安倍首相のことを国語力がひどく低下している方だと思ってしまいました。

ですから、このような時に、元衆院議長の土井さんが居てくれたらいいのにと思ったものでした。

どんなに強く居丈高の人物に対してでも、土井さんなら「愚直でも駄目なものは駄目です!と、正して行く」と、強く言って下さる方だと思っていただけに、土井さんの死は本当に残念で堪りません。

きっと、土井さんも今の政治に対しては行く末を心配しながら亡くなったことと思います。

現在、国連に向かって日本は盛んに常任理事国になることをアピールしていますが…もしも、常任理事国などになってしまったら安全保障に関しては機能不全に陥っている国連であっても、今の日本の国会で先延ばしになっている集団的自衛権の問題は一気に進んでしまって…世界中の紛争地域へ武器を持参して出掛ける日本になってしまうのではないかと不安でたまらない私です。

日本人は、戦争の悲惨さは十分に伝えられ知っているはずなのに、武力解決では真の解決にならないことを理解しているはずなのに…何故、武力解決に追従しようとするのでしょうか?

金輪際、平和憲法を粗末にする政治には、国民の一人として絶対に力を貸してはならないと強く強く思っている私です。

今日のガンディーの言葉「間違っている知識に目をひからかそう。この知識は真理を止め、真理を離脱させる悪い知識である。」

投稿者 jizai3 : 2014年9月29日 15:31

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