変形辰砂壺
平成 14 年 3 月 国際公募亜細亜美術交友会 出品<水戸市開催>
どっしりとして、変形している辰砂壺です。
花器に見立てても良いし、ワインクーラーにも使えます。
亜細亜美術友好会では、「使い応えのある、力強い辰砂壺ですね」
という評価でした。まだ粘土がやわらかいうちに大胆に変形させます。後はひび割れに気をつけて、しっかり乾燥させるのがコツです。陶芸は大きくなればなるほど、上手に乾燥させることが大切です。乾燥が十分でないと、必ず素焼きで失敗してしまいます。変形のものや一刀両断のイメージのものは神経をピリピリさせて気をつけて乾燥させています。しかし、本焼きが成功すると大変嬉しくなります。この嬉しさが楽しくて快感です。
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