この辰砂壺は、人生そのものを表現しています。私たちの一生は、長いスパンで見たら、続く螺旋のほんの一点でしかありません。自分の決められた時間を精一杯に生きる。過去、現在、未来へと続く連続性の中で、いかに自分らしく生きるか。

いろいろな出来事との出会いの中で、楽しんだり、笑ったり、泣いたり怒ったりしながら、自分を見失わないように気をつけながら、自分を大切にしながら、死に向かって歩いて行く。そんなことを考えて作った辰砂壺です。

若いときに傾倒したフランスの哲学者、ベルグソンが着目した「時間」をテーマに、内在的、生命的時間を螺旋で現してみました。細く削って行く螺旋状の作業は、思ったより大変でしたが、焼きあがった時は、感激でした。

「時間と空間」の辰砂壺を見る度、一度きりのかけがえのないわが人生をより良く生きたいものです。

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年度
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1998〜2000 ●辰砂壺(3点セット) ●求煌 ●太古 ●豊穣 ●辰砂花器 ●ある決断
2001 ●壺中の天 ●回帰辰砂壺〜決断実行そして再生〜 ●飛沫 ●辰砂壺 ●分水嶺
2002 ●想 ●試行錯誤 ●赤富士辰砂壺 ●祈りの辰砂壺 ●変形辰砂壺 ●登高 ●回想
2003 ●雲海 ●寛容 ●恵沢 ●決断、そしてやすらぎ辰砂壺 ●再生 ●時間と空間 ●赤富士辰砂壺 映 ●蒼穹
●辰砂花器・趣 ●辰砂鶴首 ●萌芽 ●漲溢



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